島田漢方薬局

感染症の治験例

 

                              風邪インフルエンザ風邪後の症状風邪薬服用中の湿疹

治療の効果に戻る

                           ○風邪

                                1. 17歳 男性

                                     母親より電話あり。いまは夏である。
                                     昨日より風邪を引く、クーラーに当たったのである。
                                     今日は朝から38度の発熱あり、悪寒なし、頭が熱い、足が熱い、体がだるい、
                                     腰に力が入らない、食欲なし、吐き気なし、少しオナラが出るようになっる、
                                     口がかわく、いつもより少し多めに飲んでいる、汗は出ていない、
                                     氷マクラをしている、足は熱いので扇風機を当てている。
                                     薬 2日分与える。

                                     二服して少し汗がでた、体が軽くなったが、熱はまだ下がらないが続けて服用
                                     するように指示した。
                                     夕食はサンマ、肉、など食べさした、そして食後に腹痛を起こしたため、母親
                                     が、正露丸を飲ませたところ、痛みがさらに激しくなつて便所に通うこと十回
                                     以上で水様便であった。あくる日も続いている。
                                     母親は気が動転している状態で支離滅裂である。父親は東京に出張だそうだ、
                                     なおさらだと感じた。
                                     口に飲食が少しでも入ると、直ちに腹痛、下痢、の繰り返しで、飲食しない方が
                                     この状態は起こらない。
                                     病状が変化している、漢方薬を服用する前に他の症状はなかったかと本人に
                                     問いただしたところ、2日前にヨーグルトをたべた、それから下痢が始まっていた、
                                     このときは腹痛はなかったそうである。
                                     考えるに、始めから誤治に誤治を重ねたために今の状態を起こしているのであ
                                     ろう。
                                     今の時点での症状は、発熱、さむけなし、少し自汗している、腹痛は常時あり、
                                     自下痢は10回以上、便所に10分ぐらい入っている。
                                     薬 1日分 投与。

                                     熱が下がってきたが、腹痛、下痢は変化ない、ので。
                                     家に出向く。
                                     下痢、腹痛、自汗、少し赤ら顔、腹は張りぎみ、心下より左側と臍右下が圧痛あり
                                     便所に10分間居る、下痢している割には元気がよい。などを考慮にいれて、
                                     薬  投薬する。

                                     一服して効果あり、テレビゲームをしていると電話あり。私自身ホットしました。
                                     さらに3日分 与える。
                                    ”患者さんとは、よくお話をして病状を聞かなければいけない、こと。やはり本人と
                                    話をすること。反省しました。”

 

                                2. 68歳 女性

                                    電話あり。
                                    常に漢方薬を愛用している。
                                    2日前より、夜中に目がさめたら、寝汗をかいていた、2回下着をかえるほど出た。
                                    朝より体がだるい、声が出にくい、熱は37度、さむけなし、体から汗がでている。
                                    大便は朝、鉛筆の芯ほどのが少量でたが、小便はいつもと変わらない、手、足の
                                    冷えなし、
                                    投薬する。

                                    一服して、少しじとっと汗が出て体が楽になり、声も良くなり、すべての訴えは解消
                                    された。

 

                                3. 33歳 女性

                                    電話あり。
                                    この方は風邪を引くと、麻黄湯証をあらわすが。今回は違うようである。
                                    鼻汁が降りるところが腫れているようだと、朝、痰に少し赤茶けた色がでた、
                                    鼻汁はでない、体は熱ぽく、だるい、風邪に当たるのと、冷房に入るのは
                                    いやである。
                                    大便は今日はまだ出ていない、小便はいつもより2〜3回ほど少ない、量も
                                    出がわるい、少し汗ばんでいる、両足のふくらはぎがパンパンに張って痛み
                                    がある。
                                    昨日は部屋の大掃除して、非常に汗をかいたと言う。
                                    投薬する。

                                    一服でよくなる。完治する。

 

                                4. 30歳 女性

                                    体格は中、血色はよい。
                                    2日前から風邪気味で咽が痛く、首が凝る、熱なく、さむけなし、寝しなに売薬
                                    を飲んだ。
                                    翌朝、咽の痛みが残りる。咽痛を治して欲しいと言う。
                                    投薬する。

                                    一服して、治る。

 

                                5. 50歳 女性

                                    昨日から咽が痛くて腫れて、鼻水が出ている。
                                    今朝も咽が非常にに痛く、鼻水が大量にでる。昼ごろから鼻水がでなくなり、
                                    鼻汁が緑色になって固まってきた。声もかすれている。
                                    夕方、来店、鼻水はほとんど出ていない、右の耳の下が少し腫れて、少し
                                    咳が出始めた、汗も少し出ているようだ、頭が重い、37度の熱あり、悪風寒
                                    なし。前日はクーラーによく出入りして、汗をかいたと。
                                    投薬する。

                                    効果あり、治る。

 

                                6. 45歳 女性

                                    首が凝るといってやってきた。
                                    数日前に咽が痛み、ビタミンCを飲んで治るのを待っていた。
                                    それでも治らないので、前日に、汗をかかせれば治ると考えて、風呂
                                    に入り発汗させたと言う。
                                    咽の痛みなし、熱なし、ただ首筋と肩が凝る。
                                    話をしているとき、汗について問合せたところ、少し湿っていると、
                                    投薬する。

                                    一服で効果あり。
                                    完治する。

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                           ○インフルエンザ

                                1. 23歳 女性

                                    医者で薬をもらうがすっきりしない。

                                    発熱39度、さむけ、汗は出ていない、顔は赤っぽい、大便は出ていない、
                                     小便も少ない、当然、体が痛い、肘、膝、腰、が痛い。
                                    口のかわき少々あり、少し咳をしている。
                                    投薬する。

                                    すべての症状はとれたが、せきが激しくなってきた、こんどは汗が出だした。
                                    口のかわきが起きてきた。
                                    薬 3日分 与える。

                                    効果あり、治る。

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                           ○風邪後の症状

                                1. 78歳 女性 体が揺れる

                                    2ヶ月前に風邪を引き、発熱、悪寒、嘔吐、下痢が起こり、病院にて、薬を服用
                                    する。
                                    5日後に往来寒熱が起き、1ヶ月ぐらい続き、この状態がおさまると、こんどは、
                                    体が揺れる、あるいているとふらふらとする、これが1ヶ月ぐらい続き脳外科、
                                    内科と診察を受けるが、検査、その他に異常が見られないと、本人は精神的
                                    におかしくなり、心配していてもたってもいられない。
                                    来店する。
                                    症状は体がゆれる、歩こうとするとふあふあとして、体がふらつく、食欲あり
                                    大便は順調、小便も変わりなし、どこがおかしくてこんなになっているのかと
                                    思いなやんでいる。
                                    投薬する。治る。

     

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                           ○風邪により、薬を服用中、体に湿疹が出る

                                1.26歳 男性

                                    3日前に風邪を引き、薬を服用した中に薬疹らしい湿疹が体に出たと言って
                                    来店する。
                                    痩せ型、長身であり、元気な方であります。
                                    自覚症状を聞いてみるに、薬を服用しても熱が下がらない今は38度ある、さむけ
                                    はしないと、咽の痛み、じとっと汗が出ている、口渇なし、食欲あり、大便は少し出
                                    にくいが問題はない、小便は少し少ないか。
                                    湿疹の場所は胸の上部、胸の肩部、腹部に出ている。
                                    投薬する。

                                    完治する。2日目にて、薬疹らしいものが消える。

 

                                2.53歳 女性

                                    風邪を引き薬服用して7日間たつたが、2日目から薬疹らしい湿疹が出たが未だに
                                    治らない、漢方薬で治りますかと来店する。
                                    中肉、長身の方です。湿疹が治らないので憔悴しきった顔付であります。
                                    その湿疹は顔一面に出来ています、また胸の上、中央、腹部にと広がっています。
                                    自覚症状は薬を飲んではいるが、熱も下がらない、さむけはない、食欲はない、
                                    口の渇きは少しある、汗はじとっと出ている、小便は少ない、大便は正常です。
                                    投薬する。

                                    完治する。1服したらすべての症状が軽快した。

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